概要
超高齢社会が目前に迫っている中(2025年問題、2040年問題等)、グローバル競争力を強化するためにIoT技術の活用による効率的かつ高品質な生産活動が必須となってきています。特に、昨今各国の製造業で活用が進んでいるAI技術は、製造現場のあらゆる分野において、熟練技術の形式知化・自動化を進める事が可能となり、人材不足を解消するキーテクノロジーの一つに位置付けられています。AI技術導入にあたっては、自社の課題を整理し、各社における活用事例を参考にした上で、自社に最適なシステムを検討することが重要と言われています。
本セミナーでは、ディープラーニング研究開発に携わっておられるソニーグループ(株)小林様より、最新のAI技術について解説いただくと共に、ソニーグループが提供しているAI技術についてご講演をいただきます。また、県内有数のグローバル企業であるセイコーエプソン(株)様より、社内の製造現場でのAI技術活用事例について、導入にあたってのポイントも含め紹介をしていただきます。 AI技術に関心のある方、また実際にAI技術導入を検討されている企業の皆様のご参加をお待ちしております。
日時
令和5年11月22日(水)13:30~15:30
(13:00より接続可能)
開催方式
Zoomウェビナーによるオンライン配信
基調講演
演題:「 AI最新動向と今すぐ始める製造業での活用 」
13:35~14:45(質疑応答を含む)
【概要】 生成AIの発展で再び大きな注目を集めるようになったAIの最新動向と今後の発展予測、および製造業における典型的なAIのユースケースである画像分類・異常検知における具体的導入方法について、講演していただきます。
講師:ソニーグループ株式会社
Corporate Distinguished Engineer 小林 由幸 氏
講師プロフィール
1999年にソニーに入社、2003年より機械学習技術の研究開発を始める。近年は「Neural Network Console」を中心にディープラーニング関連の技術・ソフトウェア開発を進める一方、機械学習普及促進や新しいアプリケーションの発掘にも注力されています。
事例発表
演題:「 EPSONにおけるAI適用事例と
AI進化に伴う今後の取組みについて」
14:50~15:30(質疑応答を含む)
講師:セイコーエプソン株式会社※
DX推進本部 DX企画設計部 中村 浩 氏
DX推進本部 AI・アルゴリズム開発部 北田 成秀 氏
【概要】インクジェットプリンターのヘッド製造現場等で実際に活用されているAI技術の事例紹介と、セイコーエプソン㈱におけるAI技術への取組等について講演していただきます。
※セイコーエプソン㈱様の講師は、当日変更になる場合があります。
予めご承知おきください。
参加費
無 料
定員
100名程度
申込方法
11月17日(金)までに下記の申込フォームよりお申込みください。
お願い
・オンラインはZOOM(ウェビナー)を使用します。
・Wi-Fi環境など高速通信が可能な、電波状態のよいところでのご参加をお願いします。
問い合わせ先
主催 公益財団法人 長野県産業振興機構
公益財団法人長野県産業振興機構 伊那センター 担当;和田、中村
TEL 0265-76-5668
FAX 0265-73-9023
nice-ina@nice-o.or.jp